気圧の変化で自律神経が乱れる事は大いにあります！！

気圧が下がったり上がったりしたときに体ってすごく影響を受けていろんな症状が起こるんですね。

まったく反応なし！と言う方も多いと思いますけど、多いんですよー気圧で変化が起こる方が。
ご相談してくださる方も気象病って言うんですけど、気圧が下がった日は不調です。って方が、気圧を全く気にせず生活してます。って方も多いですよ。


「何で気圧で体は影響するのか？」って話ですよ。
僕たちの体は常に気圧という圧力を受けてるんですね。
見えませんが圧迫されてるんですよ。
この外からの圧に耐えれないとグチャッと潰れてしまうわけで、ということはどうなってるかというと、外からの圧力に負けないように、体の内からも外に向かって同じ量の圧力をかけてるんですね。
それでトントンなんですよ。
普通の状態ね。

これ全ての物質が同じように、外から気圧をかけられてるから、内から外に圧を返してるんです。


気圧が下がるとどうなるか？
山の上は気圧が低いんですね。ポテトチップスとかお菓子を山に持っていたことあります？パンパンに膨れることないですか？
あれが、わかりやすい現象で、気圧が下がる。と言うことは外からの圧が減るんですよ。そうすると、内側からの圧は変わらずかかりつづけてるので、外に外に力がかかって膨張するんですよ。わかります？
それで膨れるんです。

「わーすごーい。袋がパンパン」
って喜んでる場合じゃなくて、

気圧が低いってことは、僕らの体の中も同じく中から外に向けての圧の方が強くなるので。
そしたらポテトチップス現象が体の中で起こるんですよ。

そしたら、体の中は常に一定にしておかないといけないので、自律神経が一生懸命元に戻そうとするんですよ。

圧が変わって外に向かうので血管が広がってしまうから頭痛も起こりますよね。
で、その血管を元に戻そうとするし、血流が落ちるから隅々まで届くように動悸も起こるし、気管支は狭くなるし、体は重くなるし、眠くなるし、めまい、気持ちの乱上下みたいになっちゃうわけですね。

しかも春は気温の変化も大きくてただでさえ日常の調節で大忙しなのに、そこにきて気圧まで調節せないかんのかいっ！となると、さらに忙しくなって手が回らず症状が強く出るってことが多いですね。

なのでこの時期は『頭痛〜る』とかのアプリを見ながら
「あら明日は気圧が下がりそうだなぁ〜」
というときには、

前の日は早めに寝て体調万全にしておいたり、
気圧が下がる日は、朝はしんどいなーと思いながらもストレッチをして体を伸ばしておいて、
日中は省エネモードで動いて、
消化にエネルギーを取られないように消化にいいものを食べて、
自律神経をこれ以上忙しくさせないように、なるべく温度変化の大きくない状況にいて、
体を温めて、お水を取りすぎず、胃腸を冷やさず暖かいものを取って、そして早めに寝る。

それでもなかなか調子が悪い〜という方は自然薬で気圧に負けない体づくりはできます！！
いつでもご相談くださいm(_ _)m