自然と健康に関する研究ってたくさんあるんですよね。
自然が多いところに行くと気持ちがいいー！とか、自然の壮大な景色見ると感動で心が洗われたりとか、体感的には「自然に触れる事は体にいいんだよね」って感覚はあると思うんですよね。

でも、ちゃんとした証拠も研究してる人がたくさんいます。
まず、ドイツの研究で、３泊４日で森の中で旧石器時代のような生活をすると、
平均で
体重7.5%減
内蔵脂肪14.4%減
インスリン抵抗性が57.8%下がるというデータが出ました。
すごくないですか？たった４日ですよ。
これは旧石器時代のような生活。という縛りがあるのでより効果が出たんだと思われます。

でもこれを聞いて、最近体重気になるしなぁ糖尿も気になってるし、よーし！ちょっと４日間、仕事休んで旧石器時代の生活！やってみるぞー！ってなかなかならないですよね。

ということで、もっとライトなやつ。
フィンランドの研究で、１ヶ月の間で５時間以上自然の中にいる人と、そうじゃない人を比較した研究があります。それによると、

・ストレスが大幅に軽減され
・脳を活性化
・記憶力
・想像力
・創造力
・集中力
・計画性が向上する
さらに
・うつ病の予防効果もある

ってすごくない？細かなどういう検証方法でやったのかは記述されてなかったんですけど、１ヶ月で５時間なら、まだ可能性ありますよね。週に約１時間。週末にウォーキングをしたりね。できますよね。

でも、もっと手軽に自然の効果を、恩恵を得られないのか？
と考えたのが、イギリス・レディング大学ですよ。
家の中にいながらにして自然の効果を得られないのか？つまり、観葉植物でその効果は得られないのか？っていう研究なんですよ。
しかも面白いのが、どの観葉植物がいいの？って話です。

観葉植物って種類がめちゃくちゃたくさんあって、どれを買えばいいのかわからない！って方もいると思うんですね。自分の好みのものがある人は、自分の好きなの買って飾ったらええやん。って話なんですけど、メンタルヘルス にとってどれがベストなのか！？を調べた研究なんです。

８種類の観葉植物を準備します。
ゴムの木、サンセベリア、サボテン、マランタ・レウコネウラ・シマオオタニワタリ、ゴールデン・ポトス、ベニフクリンセンネンボク、ヤシです。

この種類の中でどれがメンタルヘルス にとっていい影響を与えるのか？を調べたんですが、いい評価をえられたのはゴールデンポトス、ゴムの木、ヤシの３つでした。
なぜか！？
この３つの植物には共通点がありまして、緑豊かな葉っぱを持ち、葉っぱの面積が大きく、樹冠（葉っぱが繁ってるところ）が密集している。という共通点、そして、湾曲している植物のほうが人の気持ちを前向きな感情を引き出すことがわかっているんですって。

なので、気持ちを落ち着かせる観葉植物を買いたい！と思ってる方は、緑が豊で、葉っぱが大きく、もっさりとしてて湾曲したりアーチを描いてる観葉植物がいいみたいです。

そして最後に、メンタル面ではなくて空気をきれいにしてくれる部門の１位はイングリッシュ・アイビー！NASAから空気を浄化する植物ナンバー１のお墨付きをもらってて、ホルムアルデヒドを吸収すると力を持ち合わせているそうです。

自然の力を部屋でも得たい方の観葉植物選びの参考にしていただければと思います。