質問はコミュニケーションのスタートとしては非常に重要ですよね。
「ご趣味は?」
とか聞くとお見合いのイメージになりますけど、初めましての人に質問を一つもせずに、ずっとこっちが一方的にまくし立てて話してたら、
「おいおいー!独演会にきたんじゃねーんだぞ!こっちにも聞け?なんか聞け!私には興味がねーのか?なんか質問してこーい!」って思いません?
「コニュニケーションって対話なんだよーーーおーーーーい!会話のキャッチボールしろーーー!」
って思いません?
そうなんです。
質問するという行為はコニュニケーションのキャッチボールだとボールを投げる行為で、コミュニケーションのスタートの行為なんですよね。
だから良い質問ができる人はコミュニケーション上手ですよね。
しかし!!
今日お話ししたいのは人に対する質問。
ではなくて、自分に対する質問。についての話です。
僕たちってね、起きてる間、脳内で結構しゃべってるでしょ。脳内会話繰り広げられてないですか?
『トイレ行きた。あ。でもキリが悪いな。もうちょっと進めていこ。』
『あ、喉渇いた。何飲もうかな?』
『あ!そうやん!休憩してる場合じゃないわ。あの人にライン返信しないと!あの人!あ!誰だっけ?名前ド忘れした!あの人!えーーーーと誰だっけ?』
みたいな。脳内会話。脳内コミュニケーション起こってません?
この脳内で起こる独り言のことをチャッターって言うらしいんですけど、このチャッター1日で、なんと!6万回質問してるらしいんですよ。
6万ですよ。信じられませんよね。
朝一、目覚めた瞬間の、あーーー起きたー!何時?という質問から始まって、何着ていこう?何食べよ?とかね。色々と質問攻めなんですよ。
そして脳って質問を投げかけれらると答えないと気が済まない。という特性を持ってるんです。
グーグル検索みたいなもんですよ。
検索窓に検索ワード入れて検索ボタン押したら絶対調べてくれるでしょ?
その検索ワードが上手だったら答えも拾いやすいけど、下手だったら思った答えが出てこないでしょ。
まさに自分に質問をする行為は脳内Google検索です。
なんか投げかけてその時答えが出てこなくても、時間差で出てくる時ないですか?
昼間友達と話してて、
「あのアーティスト最近またテレビに出てるらしいね。
あの!ほら!あの人よ!女性の!超売れたじゃん!あーーーーーー名前出てこんーーーー!!」
って、その話題が終わって、全然違う話して解散して、家に帰ってお風呂に入ってたら、
突然、
『あーーーー!華原朋美!!ともちゃん!!』
って出てくるみたいなこと経験したことないですか?
まさに、あの、ネット環境が悪い時のグルグル回ってる状態ですわね。
で、的確に質問に答えてくれます。
なんでミスったんや!!なんでうまくいかんかったんや!!
と質問したら、
なぜ失敗したのか?検索。なので、
失敗した理由が検索結果に並びますね。
・準備不足
・リサーチが甘い
・緊張しすぎ
・自分のプレゼン力がなさすぎ
・相手の気持ちを読み取れなかった
などなど。
なんで失敗したのか?に対する答えなので、なぜならこうだから。という答えが返ってきます。
これが、
次はどうやったらうまくいく?
って質問を投げかけたら
・今回より1週間前から準備した方がいいね
・前日はしっかり睡眠とった方がいい
・もっと相手と人間関係を作ってから提案した方がいいね
・時間の余裕がないと緊張するから、早めに現地入りしよう
とかね。どうやったらうまくいく?に対する答えなので、改善案。前向きな答えが返ってきます。
これ、ポジティブなのかネガティブなのか?って性格をよく分けられますけど、
無意識に自分に投げかけてる質問がどんな答えが返ってくる質問をしてるか?
で全然違うと思うんですよねー。
まずは自分が自分にどんな質問を投げかけてるかを見つけることからが大事だと思いますが、ちょっと意識してみてください。