健康について全く考えずに生活してます!
という方は現在健康なんだと思います。
特に健康面で困ることもなく、気になってることもないから、もしくは病気に対する不安よりも、まぁ大丈夫だろうという安心の方が勝ってるんだと思います。
僕個人の話をすると、
子供の頃は、喘息アトピー虚弱体質!みたいな感じで、父と母は相当大変だったと思いますが、まぁ虚弱児だったわけですよ。
喘息って本当発作が起こってる時は、意識遠のくんちゃうかってぐらい苦しいし、アトピーで皮膚がボロボロになるのも、やっぱり見た目も辛いので、僕個人が「健康を意識した時」それは物心ついた頃。です。
もちろん幼稚園生とか小学校低学年で、健康とは?みたいなことは考えないですけど、元気でいること、喘息発作が起きずに、お肌が綺麗でいることっていうのは常に頭の片隅にはあったと思います。
まぁおかげで今の薬剤師という職についてる訳なので、それについては感謝をしてます。
そして、今の人は、病気になった時にいろんな画像診断もあれば血液検査もあり、尿検査、いろんな検査をすることで原因もどこが悪いのかも鮮明にわかるわけですよね。精神面から来るものは別としてね。
まぁそれでもだいぶわかるようになってきてるから不安も少ないと思いますが、病気の原因も謎の古来の人間が健康を考える時には、怖かったと思いますよ〜
感染症にしても目に見えないものがドンドン移っていってバタバタと倒れていくわけでしょ。。。
日本でも、平安以前は『天皇の政治が悪かったから』とか『神様のタタリ』とかが原因だとされてましたからね。そりゃわからんでしょうね。
そして、平安時代よりもはるかはるか昔。紀元前500年、だから、平安時代からいうと1200年以上前ですけど、古代ローマにヒポクラテス という天才がおりまして、肩書きは医学の父でございます。このヒポクラテス 前は同じくタタリとか、悪霊とかのせいだ!と言われてましたが、ヒポクラテス 後から、病気を科学的に捉えられるようになったんですね。
このヒポクラテスの言葉が残ってるんですけど、天才的すぎなんです。
紀元前500年ですよ!日本だと縄文時代ですよ!
卑弥呼でも紀元250年ぐらいですからね。
<ヒポクラテス の名言>
人は自然から遠ざかるほど病気になる
満腹が原因の病気は空腹によって治る
病気は人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである
汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ
すべての病気は腸から始まる
心に起きることはすべて体に影響し、体に起きることもまた心に影響する
人は身体の中に100人の名医を持っている。その100人の名医とは自然治癒力である
たたりじゃーーー!って言うてる時代ですよ。
それがいきなり「違います!食べ過ぎじゃー!心じゃー!腸じゃー!自然治癒力じゃー!」
と言い出したわけですからね。
人間は、全員自分の中に自分を治す治癒力があって、医者という立場でありながらも、その力はあくまでもサポートであると考え、食事や環境、生活習慣で病を治すんや!という信念を持って、
病気の捉え方を変えたのと、人間の備わってる力を信じて伝えた人なんです。
2500年経っても全く色あせることなく、取り入れることができる、医学の父、ヒポクラテス の言葉でした。
ヒポクラテス 先生の意思を継いで、
鈴木薬局も皆さんの自然治癒力を高めて治る力を淀みなく発揮できるようお手伝いさせてもらっています。