みなさん、こんにちは

本日はスバル製レガシー　2.0GT　　型式：BL5
前後ブレーキローターをDIXELスリット（溝付き）ローターに変更
ブレーキパッドも専用に変更しました

エンジンはEJ20（2000㏄ターボ）　260馬力の出力があります
長年スバルの屋台骨を支えたEJ20型エンジンも昨年惜しまれつつ引退。
EJ20型エンジンマニアのスバリストは涙を流している事でしょう・・・

さて、本題のスリット付きブレーキローター
　長所は
　　ブレーキの効きが良くなる
　　放熱性の向上
　短所は
　　ブレーキパッドの減りが早い
　　メタル成分の多いパッドを使うとよくブレーキも利くけど、ローターもよく減るよ

取付には
　スリットローターには回転方向があります
　正回転方向と逆回転方向がありますが、どちらに付けても大丈夫です・・・
　が、一般的にには逆回転方向に付けた方が制動力アップとブレーキダストの排出が促進されます
　ブレーキタッチに応じて色々試すのもありです
　
そもそもブレーキのチューニングは・・・
良く効けばいいものではありません。
効きすぎればいわゆる「カックンブレーキ」といって急にガツンと効いて車を扱いにくくなる
いいブレーキはいい制動力も大切だけど、ブレーキペダルの踏力に対してリニアに効いてくれるのが大切です。
ブレーキペダルの踏み具合で自在に制動力を操れるのがいいブレーキです。
後ろブレーキによく使われるドラムブレーキは急に効きすぎてしまうブレーキ方式の一つです
参考にしてくださいね。

取付後のインプレッション
　とても扱い易いブレーキになりました。
　効きも良くなったと思いますが、普段から乗っている持ち主の方が違いが判るでしょう
　実際、良くなったと言っておられます。



余談
　ホイールを汚すブレーキダストの正体はディスクローターの削りカス（鉄粉）です
　ブレーキパッドのカスは軽いので飛んでいきます
　ローターの削りカスは鉄なのでホイールに付着し、最悪の場合は焼き付いて取れなくなります
　こまめな洗浄がホイールをきれいに保つ秘訣です。
　スバルの軽トラックのサンバーはよくローターも摩耗するのでブレーキダストもよく出ます